Wool’s Loogs

うるです。思うままに書いてます。

会話の要素

 

どもどもこんにちは。

雨の日は傘をさしても膝下が濡れるうるです。

 

 


先日の昼、
昼休み終わり頃に授業が始まるための準備をしていた時のことです。

 


私は授業が始まるまで本を読んでいたのですが、
後ろの席に2人の学生が座り、それなりの声量で話をしていました。
授業が始まる前の20分間くらいの間です。

 


最初は気にもとめずに本を読んでましたが、
2人の会話が自然と耳に入り聞き流していると、ふと気になったことがありました。

 

 

2人の話し方です。

 


最初は、2人のうちの片方の人は「でも」とか「けど、」とか、逆説的な言葉をよく使うなぁ~ (˘ㅂ˘ )
くらいだったのですが、
盗み聞きしているうちに、
さらに、「~だろう」とか「~じゃない?」とか推論的な言葉をよく使う癖があることに気がつきました。

 

 

 


「友達と久しぶりにご飯行ったんだー!どこ行こうかって~~中略~~けどガストでパスタってありえなくない?」
といった具合です。

 

 


私はこの会話を聴きながら「ありえなくね?」の部分である、
「~だろう」という推論について考えていました。笑

 


「~だろう。」という推論に違和感を覚えたのは
そもそも推論は、主観に左右されているような気がする。。。と思ったからです。

 

 


例えば、同じレストランで食事をしても、
レストランで食べるステーキの味が、美味しいと感じる人や、なんか安っぽいと感じる人がいます。

 


また、推論から発展し、断定もあるのでは?
と思ったからです。


上と同じ例でいうと、
「このレストランは良いレストランだ。」と断定する人と、
「こんな安っぽい肉を出すレストランは良くないレストランだ。」
と断定する人がいる、ということです。

 

 

 


それはこんな会話からの思いつきでした。


A:「OOOいるじゃん?また2限に遅刻したらしいよ~www」
B:「またー?笑どうせ寝坊じゃね??」
A:「まただよ笑どんだけ寝坊してんだよ笑まったくだらしない。笑」

 

 

 

 


この、何気ない会話の中でも、
ざっくり聞き分けると、
【事実に関すること】【推論】【断定】
があると思います。

 


事実に関すること(遅刻したこと)
→誰から見ても1つの事実。


推論(遅刻じゃね?)
→事実から個々が推測したこと。


断定(あいつはだらしない。)
→推論から発展して、個々が断定したこと。

 

 


こんな具合に分けられると思います。

 


この、事実、推論、断定に注目して人と話していると、
推論と断定の部分が、自分と異なったり
推論が変わると断定が変わったり、
推論とは全く違う真実があったりします。


例えば、
遅刻してきたOOOさんは寝坊ではなく、何かアクシデントがあって遅刻していたと推論すると、

「大丈夫かな??」と心配したり、
正当な理由(就職面接)があってそのイベントが終了してから、本来は出席しなくてもいい授業に遅刻してきたと推測したら

「熱心な人だ。」と断定されたり様々です。

 

 

 

自分の話を自分で振り返ってみて、
事実要素が多いのか、推論が、断定が多いのかに分けて分析してみるのも、なかなか面白いかと思います。